住まいに関するQ&A vol.1

多くの方にとって家づくりは一生に一度。

わからないことや不安な事も多いと思います。

今月より月に1回程度、実際にお客様とのお打合せの中で

出た質問とその答えをご紹介していきます。

第1回は外壁についてです。

 

Q.外壁の塗り替えは何年おきに必要?

A.外壁全体の塗り替えは15年~30年を目安に、

継ぎ目のシーリングは7~15年ごとにお考え下さい。

 

現在の新築住宅には「サイディング」という外壁材が多く使われています。

これはかつての日本の住宅に使われていた「塗り壁」と異なり、

セメントを原料としたボードを貼り合わせて外壁を作り上げていきます。

特長としては塗り壁よりも軽いため地震の被害を軽減することが出来、

ひび割れも発生しにくいため将来的な補修も少なく済みます。

そんなサイディングでも、一生ものというわけではなく、

年月が経つにつれて劣化が発生します。

 

一つ目は「外壁の色あせ」

長期間紫外線にさらされ続けることで、

新築時と比べて外壁の色が徐々に変化していきます。

日差しの強い南側や西側が影響を受けやすい傾向にあります。

商品によって耐久性の違いがある為一概には言えませんが、

新築から10年ほどで違いを感じられることもあります。

 

二つ目は「シーリングの劣化」

よりメンテナンスとして重要な部分が、このシーリングです。

シーリングとはサイディング同士の継ぎ目や、窓の周囲などにある、

シリコン状の部材です。

隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしていますが、

こちらも紫外線の影響でひび割れが発生していきます。





上のような状態になっているお家をご覧になったことはありませんか?

隙間を埋めるシーリングにひびが入っていると、

そこから雨水が侵入していくことになります。

外壁の裏側には防水シートが敷いてありますので、雨水が侵入したとしても

すぐに家の中で雨漏りが発生するような被害は起こりません。

ですが、サイディングが雨風にさらされても問題がないような加工処理を

施してあるのは表面部分だけで、側面や裏側が長期にわたって濡れた状態になると

サイディングのふくらみ、反り、割れなどの被害に繋がっていきます。

 

サイディングの色あせ自体はお家への直接的な劣化にはつながりませんが、

シーリングは日ごろから確認して、劣化が見られた場合は

早めの対応をすることで、よりお家を長く使うことが出来ます。

 

今後もQ&A方式でご紹介していきます。

是非家づくりの参考にされてみてください。