収納の工夫㉙ 壁の中の収納
今回は、少し変わった収納を設けた事例をご紹介いたします。
まずはこちらをご覧ください。
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キッチンから見たリビングと階段の様子です。
普通の住宅と特に変わった様子はなさそうですが
TV裏の壁の厚みが大きい気がしますね。
角度を変えて階段の方から見てみると…
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扉を開けてみると、収納の中は可動棚が付いており
本や小物、筆記用具などリビングで使うものの高さを調整して
収納することが出来ます。
また、奥行が浅いことで奥に物が入り込んで見えない、
取り出しづらい、ということもありません。
さらによく見ると配線が出ていますね。
実は収納の裏には壁掛けのTVが付いており
隠す収納の役割にもなっています。
TV裏の配線はゴチャゴチャして配線をどう隠そうか
意外と悩まれる方も多いのではないでしょうか?
TVを設置する壁の裏側にスペースがある場合
是非この収納を取り入れてみてください。
ところで、収納を広く取りたい!と、奥行を深く取っていませんか?
奥行があるとスペースが増えるというメリットがありますが
デメリットもあります。
“奥に収納したものを取り出したいときに手前のものを一度取り出す必要がある”
“どこに片づけたのか分からなくなり同じものを買ってしまう”
“そもそも奥に何をしまったのか忘れてしまう”
といったような使いづらい収納になりがちです。
もちろん収納するものにもよりますが、
奥行ではなく間口を広くすることで
使いやすい収納になりますよ。
今回はめずらしい収納プランでしたが
弊社ではお客様の生活スタイルにあった収納プランを
ご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。