住まいのお手入れ⑫
こんにちは!
住まいのお手入れ第12回目です。
今月は建具のお手入れ方法をご紹介いたします。
建具とは、ドアや窓のことを言う専門用語です。
建具のお手入れについては来月と2回に分けて投稿したいと思います!
〈玄関建具〉
ちょっとした不具合(キズや塗膜の剥がれなど)も、
長時間放っておくと徐々に大きなゆがみになるので、
気になることがあれば、早めに対処します!
・表面塗膜には優れた耐久性、耐候性を持つ塗料を使用していますが、
シンナーやベンジンなどを使用すると塗膜が剥がれる恐れがあります。
・ドアに重いものを下げると重みでドアがきしみ、蝶番を壊したり、
ドアクローザーを傷める原因になりますので避けましょう。
・レールに砂や小石がたまると戸の開閉に支障がでますので、
日頃からサッシブラシなどで取り除きます。
・2~3年を目安にゆがみや隙間が無いかを点検し、随時建付調整を行います。
〈木製ドア・引戸〉
・柔らかい布で乾拭きしましょう。
汚れがひどい時は住居用洗剤をぬるま湯で薄めたもので拭きます。
・泥などが付いた場合は、水かお湯で拭き取り、
その後十分に乾拭きをし、湿気を残さないようにしましょう。
〈ドアノブ・蝶番・ドアクローザー〉
・ドアノブは手あかで汚れているので念入りに拭きましょう。
・ドアノブのくもりが気になるときは、歯磨きや金属磨きを使用します。
・蝶番は重荷がかかるため、定期的に固定ねじを締め、
回転部分にシリコンスプレーを吹き付けましょう。
・ドアクローザーは年に2回程度、速度調節弁を調整します。
※ドアクローザー内の油の軟度の違いから、夏と冬ではドアの開閉速度が若干違います。
※※ドアクローザーの調整は方法を誤ると、ドアに挟まれることがありますので、
説明書をよく読んでから行うか、弊社までご連絡ください!
他にも以下のようなことでお困りの際は、ご相談ください。
・ドアの閉まりのスピード不調
・引戸の開閉が重い
・ドアの開閉がスムーズにいかない
・ドアの鍵がかかりにくい
また、弊社で新築されたお客様については、定期的にアフターメンテナンスを行っていますので、
緊急事態でなければその際に仰っていただいても大丈夫です(^^)
来月はサッシのお手入れ方法についてご紹介したいと思います!