収納の工夫㉕ 土間収納・収納の様子
こんにちは。
今回は、キッチンパントリー第2弾です。
前回は、キッチンパントリーの配置や動線について、図面で説明いたしました。
今回は、実際の収納の様子や土間付き収納をご紹介いたします。
皆さんは、キッチンパントリーを計画する際にどんな点が気になりますか?
キッチンの近くに収納したいものは案外とても多いものです。
これだけあれば十分と思っていたら収納スペースが足りなかったという
経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
パントリーを作る際には是非使い方を今一度よく考えて計画することをお勧めいたします。
では、施工例を見ていきましょう。
【施工例①】
こちらは、広さ3帖ほどの大きなパントリーです。
右側の棚の奥行きは深く、左側の棚の奥行きが浅くなっております。
奥行きが深い棚には大きなものを、奥行きが浅い棚は小さいものを収納できます。
浅い棚の方は小さいものを置いても何が置いてあるかわかりやすいですし、取り出すのも簡単です。
棚は可動棚ですので、高さは自由自在。背の高いものを置くこともできます。
広めのパントリーは何でも置けちゃうので使い勝手もよく収納できる量が半端ないです!!
少し雑然としてしまっても、扉を閉めると隠せるのでリビングからはスッキリと見えます♪
【施工例②】
こちらは、階段下収納を土間にしています。
土間にしている部分は、夏場でもひんやりしているので、
お米や野菜などの食材を置くのにも最適です。
野菜室には入りきれない野菜を置けるスペースがあるのはとても助かりますよね。
左側3段ある棚も可動棚となっており、
高さを変えたり枚数を増やしたりできるのでとても使いやすく便利です。
食材以外の物も色々と収納できそうですね!!
【施工例③】
こちらは、我が家のキッチンパントリーです。階段下を活用しています。
勝手口の土間は、ゴミ箱置場としても活用してます。
こちらもすべて可動棚ですので、高さを自由自在に変えることができます。
奥行きは右の写真も左の写真も30cmです。
ちょうどいい感じの奥行きで使いやすいです。
実際使ってみると、想像以上に棚に置く物あります!!
(実はまだまだ置きたい物あります!!!)
使いやすいキッチンパントリーを計画する際のキーポイントは、
可動棚をどれだけ活用できるかにあるような気がします。
施工例①のように十分な広さを取れない場合でも、
棚を上手に活用することで少しでも収納量を多くできるのではないでしょうか。
こればっかりは使ってみないとわからないものですが、実際の収納写真をみることで、
自分だったら何を置くのか想像していただき、
理想のキッチンパントリーを作っていただければ幸いです。
平野設計室では、設計士、収納アドバイザーがライフスタイルに合わせた収納を
ご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。