そろそろマイホームをと考えています。最近は屋根の形が真っ直ぐなシンプルだけどお洒落な家が増えていていますね。三角屋根の可愛い家にも憧れますが、お洒落な家もいいなと思い始ました。どちらがいいのか悩み中です。 三角屋根と平らな屋根とでは、屋根材が変わってくるのでしょうか。機能的に、どちらの方が優れているなどありますか。色々違いを知りたいです。
家の雰囲気をどういう風にしたいかをまず考えるといいですね。
屋根の形で家のスタイルが変わってきますので、大事かもしれません。
機能的に、変わってきそうに思えますが、基本的な性能は変わらないと思ってもらって大丈夫です。
好きなスタイルで選んでもらっていいと思いますよ。
三角屋根の可愛い家というと、角度が急な屋根の方が、より雰囲気が出ますね。
角度が急な屋根は、屋根の角度が立ち上がっていて、
平らの屋根に比べ、屋根自体の面積が増えますので、
面積の分、コストがかかってきます。また、角度が急になると、職人さんが作業するにも難しいので、
足場をかける必要があって、その分のコストもかかります。
角度がつくほど、屋根自体のコストはかかると思っていいです。
可愛い家というと、ハイジの家や赤毛のアンの家のような、三角屋根の間に窓がある家がありますね。
そういう家は実は、部屋が屋根の中にあります。屋根裏部屋ですね。同じ面積で部屋を作るとするなら、
部屋を屋根裏に作った場合、屋根が壁の代わりになって、壁の面積が減るわけです。
そうすると、三角屋根でもコストを抑えることができるかなと思います。
楽しみながら考えられるといいですね。
平らな屋根の家の場合は、屋根の面積が少なくシンプルに作るので、コストが抑えられます。
最近ではシンプルな箱型のお家をよく見かけるようになってきましたね。
昔は建築士によるデザイナーズハウスのような感じでしたが、
今では色んなハウスメーカーさんや工務店さんでも建てるようになってきて、馴染んできた所です。
お洒落な平ら屋根の家ですが、ただ屋根を平らにすればお洒落になるかというと、そうでもなくて、
どうにもただの四角いプレハブ小屋のようになってしまう可能性もあります。お洒落にするには、
屋根や窓の付け方、形とかをちゃんとこだわって、バランスよく作らないといけませんね。
平らな屋根は勾配が緩いので、雨漏りしないようにする必要があって、
屋根材は限られてきます。屋根材をきちんと選ばないと雨漏りする場合もあります。
メンテナンスは三角屋根でも平らな屋根でも、屋根材が同じならばそんなに変わりません。
専門の業者さんに聞いてみられるといいですね。
いずれにしても、きちんと間取りを考えてから作らないと、
後からどうにもこうにもいかなくなってしまいます。
特徴的な二つのスタイルは、意外とプランニングが大事なので、
そういう設計が得意な所とか、できる所に相談されてみるといいと思います。