今家を建てている最中です。親戚から気を付けないと税金が高くなるよ、と言われました。例えば、どんな内装にしたら高くなるとかあるのでしょうか?物価高ですので、なるべく税金が高くならないようにしたいです。どんなことに気を付けたらいいでしょうか?
親戚の方が仰っているのは多分、固定資産税の事だと思います。
固定資産税というと、資産を持つとそれに税金がかかってきますでしょ、
同じように家を建てたら資産になりますから、それに対する税金が毎年かかってくるわけです。
土地も同じですね。所有物になったら税金がかかる。
固定資産税がなるべく上がらないようにねというアドバイスですよね。
固定資産税は何を基に計算するのかというと、固定資産評価額というのがありまして、
それに応じて毎年課税されるのです。ですが、その評価額というのは、
どういう風に計算するのか、正直分からないのです。
市町村の資産税課の方が図面とか現物を見て、基本的には面積や構造、
屋根や壁、床こういったものの仕様が何を使っているかで判断される場合があります。
ただ、その計算方法は残念ながら分からないのです。よっぽど床を大理石張りにしていたり、
壁を総タイル張りにしていたり豪華な作りのものは多分課税対象になります。
一般的なものでしたら、柄が派手だからといって課税されることはありませんから、
基本的には好きなように作って大丈夫です。建てている最中でしたら、
面積を抑えるとかはできないでしょうから、
これから気を付ける所、というとないかもしれませんね。
固定資産税が幾らくらいになるかというと、
建物に実際かかった費用の50%~70%が評価額とされて、
それに1.4%をかけた金額が税金として徴収されることになります。
評価額というのは、3年ごとに下がっていきますし、一般の住宅なら最初の3年間、
長期優良住宅なら6年間は税金が2分の1に軽減されます。
ですから、最初はビックリする金額を徴収されないと思います。
減税で一つ気を付けたい点があって、建物が大きすぎても小さすぎてもいけないという条件があります。
建物の延床面積が50平米以下もしくは、280平米以上の場合は減税対象になりません。
これに該当すると減税を受けられず全額徴収されます。大きな家を建てたら、
それだけ税金を多く払わなくてはいけないということですね。
どれくらいの大きさの家を建てられているかはわかりませんが、
減税の条件を満たしているなら、あまり心配されずに家が完成するのを楽しみにされて大丈夫ですよ。