住まいに関するQ&A vol.2
少し期間が空いてしまいましたが、
第2回も外壁についてです。
Q.外壁にコケが発生しないようにしたい。 また発生した場合の対処法は?
A.コケは日当たりの悪い場所、湿度の高い場所に発生します。
北側や周辺の建物の影響で日光の当たりにくい場所に、草木が生えていたり、
水溜りが残っていたりするとその周辺の外壁にコケが付くことがあります。
また外壁自体に凹凸のついたものを使用されている場合、窪みに水が溜まって
コケの発生を促してしまうこともあります。
出来るだけ外壁を暗く湿った環境に置かないことが重要ですが、
完全に防ぎきることはなかなか難しいですね。
発生してしまった場合の対処についてですが、ブラシやたわしで強くこすったり
高圧洗浄機で洗い流すやり方はNGです。
コケと一緒に外壁表面の塗膜まではがれてしまうため、更にコケが付きやすくなったり
外壁の寿命を縮めてしまうことになります。
手の届く範囲の場合は柔らかいスポンジやタオルに薄めた中性洗剤を使って
優しくふき取って水気をとりましょう。
高い位置や広範囲に広がってしまっている場合は、足場を掛けての工事が必要になり
ますので、専門の業者の方に依頼する必要があります。
せっかく足場を掛けての工事を依頼されるなら、同時にサイディングの塗り替えや
シーリングの補修も済ませてしまったほうがお得になりますね。
今後も実際にお客様から頂いた質問とその答えを
ご紹介していきます。