収納の工夫㉓ ウォークインクローゼット ③
過去2回のブログで、ウォークインクローゼットを
生活動線から考えた配置についてご紹介しました。
今回はウォークインクローゼットの内部の考え方についてご紹介いたします。
【施工例1】
こちらはスタンダードなタイプで、両側に枕棚とステンレスパイプを
取付けたものです。
取付高さは自由に設定可能で、身長に合わせたり、
上に大きなものを乗せたり出来ます。
【施工例2】
こちらはステンレスパイプを2段にしたタイプです。
こうすることで同じスペースでも洋服を掛けられる量を増やすことが出来ます。
1段の部分には、ロングコートを掛けたり、床に衣装ケースを置くこともできます。
【施工例3】
こちらは腰の高さに棚板を一段設けています。
お布団を収納するのに最適なスペースです。
また、壁を調湿性能のある杉板張りで仕上げることで、
寝具にこもりがちな湿気を吸収してくれます。
【施工例4】
最後はウォークインクローゼットの中に可動棚を設けたタイプです。
衣類以外にも様々な日用品を収納する際には、パイプだけではなく
棚板もあると便利ですね。
可動棚の場合、棚の高さを変えることができるので、
置くものの大きさに合わせて取付が可能です。
クローゼットの理想の形は、お住まいになる人それぞれ異なります。
今ある衣類や荷物をリストアップして、理想の収納を思い浮かべてみるのも
楽しいかもしれませんね。