最近新しい家を購入して引っ越しを済ませました。ずぼらなもので、まだまだ荷物が片付いていないのですが、新しい家にテンションが上がっています。オール電化だから火災の心配もないよね、と友人に話したら、漏電で火災になることもあるらしいよと聞きました。漏電の火災って何に気をつけたらよろしいのでしょうか。
電気は普通、絶縁体で覆われている線の中を通っているのですが、
それが破れたりすると、そこから電気が漏れますこれを漏電といいます。
水道管が破れて漏れるのと同じ感じですね。漏電火災を心配されていますが、
新しい家でしたら、あまり心配されなくて大丈夫です。漏電すると、
ブレーカーが落ちるようになっているのです。
コンセントや照明器具につながっている配線が漏電した時や、
コンセントにさしている電化製品が漏電した時もブレーカーが落ちます。
漏電ブレーカーがあればある程度は大丈夫です。ただ、気をつけないといけないのは、
コンセントの差し込み口やコンセントの爪にほこりが溜まっていて、
それが例えば湿気をおびたら、電気を通しやすくなり、
トラッキング現象という混線状態になってしまします。
その状態になると、火花がちって、火災につながるというのはよく聞きます。
ほこりによる漏電はブレーカーでは感知しにくいので、マメに掃除した方がいいでしょうね。
それを起こさないように気を付けましょう。傷んでいるコードや、
ぐるぐる束ねたコードは熱をおびる場合があるので、チェックしてみた方がいいですね。
新しい家の場合、家の中、壁の中、天井とかで発火が起こる心配はほぼないです。
コンセントのほこりや傷んだコード、モバイルバッテリーなどで発火しないように
チェックされるといいですね。古い家の場合は、まず漏電ブレーカーがついていなかったり、
ねずみが配線をかじっていたりするかもしれない。
その辺りは心配ですので、点検されるといいですね。